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 昨年秋以来、冬期間休会状態だった大潟村の「山友会」が、 春山登山として3月12日、北秋田市の「森吉山(1454メートル)」登山を計画、意を決して参加しました。


 春山とは言え、東北の山々はまだ冬山も同然。天候には慎重な配慮が必要です。
森吉山ではこの時期、「モンスター」と言われている樹氷で知られています。例年だと、3月に入ると樹氷が溶け始める時期ですが、今年は積雪と低温が幸いしてか、まだまだ樹氷が見られました。



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 午前8時、女性会員3人と、会員の小学校2年生のお孫さん(女子)など、総勢11人が車で公民館を出発。目的地の森吉スキー場は、日曜日とスキー競技開催の為、駐車場はすでに多くの車で埋まっていました。スノーボードや山スキーの若者達や、樹氷見物の観光客が多く詰めかけていました。「阿仁ゴンドラ」で、森吉登山のスタート地点である「山頂駅」まで⒛分。頂上が近づくにつれ、霧氷で覆われたブナが 幻想的なパノラマ光景に変化していきます。終点「山頂駅」付近は気温はマイナス2度。幸い風が強くないため、体感気温もさほど冷たくないのが救い。



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          「山頂駅」に接して建築。新装なった「森吉山ビジターセンター・ぷらっと」
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 軽いストレッチの後、午前10時半、 登山開始。いきなりの急登となりますが、私は登山靴のままゆっくりゆっくりと歩き始めました。会員はスノーシューを装着したり、長靴や登山靴と、登攀スタイルも様々。この季節は、日中溶けかかった雪が夜間の冷え込みで固く締まり、雪の上は歩行可能ですが、この日は前夜からの新雪と吹き溜まりの為、足を取られて非常に歩きにくい状況。また、風がない為、一帯が濃いガスに包まれて山頂は勿論、周囲がよく見えないほど視程も悪い。その為、先ずは「森吉山避難小屋」を目指すことに。その後の行動は天候状態を見極めて判断することになりました。


         スキー、スノシュー、かんじきなど思い思いに足元をかためて
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 標高1300m付近の「石森ピーク」で、私もスノーシューを装着。新雪や吹き溜まりの上でも歩行が楽になりました。たどり着いた「森吉山避難小屋」は、二階屋根がかろうじて見えるほど雪にすっぽりと埋もれていました。この頃から、山頂までがどうにか見通せるほど天候が回復。小休止の後、頂上を目指して出発。1年ぶりの雪山は、疲れを吹き飛ばすほどの醍醐味。参加者の中から「すばらしい!」の声が上がるほど。



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 「山頂駅」から1時間50分ほどで山頂到着。見慣れた木の標柱 「森吉山」はすっぽりと雪と氷に包まれていました。それぞれが記念撮影をして喜びを分かち合いましたが、その中に会員のお孫さんも。その体力と気力には、会員の皆が驚きました。



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 晴れたとはいっても雪の山頂。寒風が身に沁みます。頂上滞在を切り上げ、「森吉山避難小屋」を目指して下山開始。小屋では鈴木元会長が居残り、二階の窓まで雪を掘り下げて、小屋への進入路を確保してくれていました。そのおかげで窓から小屋に入り、遅めの昼食。本来は避難小屋ですから、いざと言う時に機能しないようでは、管理上問題になるのではないでしょうか。



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 大潟村移住以来ほぼ毎年、この季節に「森吉山」に登りました。吹雪とガスで道を見失い、身動きがとれなかったり、凍傷まではいかないけれど指先のあまりの冷たさにシビレが数か月も残ったり・・・・。年齢からくる気弱さからか、出来れば参加したくないと思いながら登った今年初めての「山友会」登山。久しぶりの山歩きで「まだいけるかな」と自信も。日頃のウオーキングのせいか、思ったより楽に歩くことが出来ました。



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 7月の花の時期に再訪したいと思いながら帰途につきました。




 
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