「鳥海山(標高2236㍍)」。雪を頂いたその秀麗な山容から「出羽富士」とも言われ、秋田が誇る山です。


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 70歳を迎えた今年、鳥海山登山は4度目の挑戦。今回とうとう「鳥海山」の山頂に立つことが出来ました。私にとっては人生に残る記念すべき「快挙」でした。

 これまでにも「鉾立ルート」からは山友会と個人的に1度、計2回の挑戦。7合目の「御浜小屋(1,700㍍)」まで登ったものの、濃霧と強風で撤退。秋、秋田県側の「祓川ルート」から登った時は、雪に降られ撤退。その為、「鳥海山」登頂は言わば悲願でした。 今回の挑戦は、「山友会」有志だけの訓練登山の意味合いもありました。前日まで参加を戸惑っていましたが、今回がラストチャンスかも・・・と参加しました。

 午前5時、会員8人が大潟村を車で出発。象潟のコンビニで昼食のおにぎりを買い、さらに「鉾立て駐車場」を目指します。8時20分、「鉾立登山口」から登頂開始。風がない分ガスに覆われ、山頂も日本海も見えない。「賽の河原」付近からは雪渓が広がり、前途の多難さを思わせる。幸い7月の太陽で雪の表面が溶け、用意したアイゼンも使用することなく歩行が可能でした。

 山形側の「吹浦コース」からの合流地点一帯は、文字通りの「お花畑」状態。ガスも消え始め雪渓と新緑のコントラストの中に高山植物が咲き乱れ、雲上の楽園を楽しむことが出来ました。


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 2時間ほどで「御浜小屋」到着。小休止の後、いよいよ山頂を目指します。ここからは70歳にして初めて足を踏み入れる未知のルートで、感激もひとしおです。とは言うものの、約3時間と想定される山頂までのルートは、険しい崖や鉄梯子のアップダウンが続く「八丁坂」。さらに「千蛇谷」は、はるか上部まで大雪渓が続いています。ここもアイゼン無しに雪渓を歩きしたが、あちこちに落石がころがり要注意地点。雪渓歩きは、やはりアイゼン着装の方が疲労感は軽減できたかも・・・。 

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 疲労も極限かと思った頃、先を行く仲間が「神社が見えたぞ。ガンバレ!」の声に励まされ、最後の力をふりしぼって上り詰めた所が山頂でした。70歳、4度目の挑戦でついに記念すべき一瞬でした。この時思いました。人生とはなかなかうまくいかないものです。しかし、苦労した者だけが味わえる満足感を思うと、残りの人生も精一杯生きていこうと、新たな勇気が湧いてきました。

 下山後、参加者全員が地元仁賀保市内のホテルで、「カキ尽くし」の夕食会。ここで言う「カキ」は、岩ガキのこと。
カキごはんまで、一日の苦労を癒す味を堪能しました。
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