2014.06.13 野鳥の子育て
 我が子を独り部屋に残し、充分な食事も与えず、無残にも子どもは餓死してしまったという事件がありました。最後は衰弱し、訪れた父親にか弱い声で「パパ・・・」と呼びかけた我が子を置き去りにしたという事件でした。

          DSCN4384_convert_20140608111316.jpg
 短くもはかない人生を終えた子の心中を思いやり、思わずうめいてしまうほど理不尽なニュースでした。どんな思いで「パパ・・」と言ったのか・・・・。やりきれない。 「子供は親を選べない」。

 今、自宅敷地内の巣箱では、野鳥のコムクドリが育児の真っ最中です。3つの巣箱すべてでヒナが孵り、親鳥が必死にヒナにエサを与えている様子がうかがえます。野鳥の子育ては、そんな人間社会とは違い、半端ではありません。

 早朝から日が暮れるまでひっきりなしに雛のもとに、コムクドリの親はエサを運んでいます。毎朝4時ころからこの行動が確認出来ます。昆虫や木の実などを口ばしにくわえては、巣に戻ってきます。卵を温める役はメスだと思いますが、エサやりはつがいの共同作業。早ければ2、3分、遅い時は5分以上もかけ、交互にヒナのもとに戻ります。早朝から日暮れまで、この行動はひっきりなしに続いています。1日にしてもその回数は驚くべき数字になるでしょう。晴天ならばまだしも、梅雨時の今頃、土砂降りの雨の中でも休む間もなく続きます。恐るべき野鳥の姿です。

 そのせいあってか、確かにヒナの成長は驚くほど早い。1日で見違えるほどの成長ぶりです。一年で最も穏やかな季節に産卵、羽化後、早く巣立ちをするためには、この驚異的な「育児」が必要なのでしょう。

 悲惨なニュースを耳にしながら親鳥の行動を観察していると、心中穏やかではありません。人間社会と野鳥の生存を単純に比較する積りはありませんが、自然界の驚異に襟を正す思いです。


         DSCN4311_convert_20140602200456.jpg


         DSCN4343_convert_20140602200658.jpg


         DSCN4344_convert_20140602200748.jpg


         DSCN4370_convert_20140616160519.jpg


         DSCN4384_convert_20140608111316.jpg


         DSCN4416_convert_20140616160333.jpg


         DSCN4429_convert_20140616160303.jpg


         DSCN4449_convert_20140616160223.jpg



Secret

TrackBackURL
→http://blog7573akt.jp/tb.php/803-5d84979e