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   できたばかりの炭を入れたネットの山。
     
「大潟村木炭水質浄化研究会(通称/炭焼きの会)」(小林信雄会長)では23日、炭の「窯出し」を行いました。
   
 いつもの通りの作業でしたが、平成16年(2004年)に設立された「大潟村木炭水質浄化研究会」は、創立10周年を迎え、更に今回で通算100回目の記念すべき節目の「窯出し」でした。私が大潟村に移住した平成18年(2006年)に入会させて頂き、初めて見よう見まねで作業を体験したのが同年12月でした。

 実は当日、私は東京本社勤務当時に取材で知り合った20年来の青森の友人と、秋田県立美術館で公開されている「藤田嗣治の『秋田の行事』」と市立千秋美術館の「ロベール・ドアノー」写真展を観る予定でした。数十年振りの再会のはずでしたが、訳を話してこの日は「窯出し」に参加しました。

 秋田の冬を象徴するような、雨や曇り空が続いていましたが、100回目の窯出しのこの日は、「小春日和」のような晴れ間が広がりました。午前9時、いつものように淡々と作業開始。出来た炭を窯から出し、新たに窯に木材を積み上げていきます。今回は、初めて村の「老人クラブ」が管理している柿の木が大量に運び込まれていました。


      間引き、伐採された柿の樹が炭用に・・・と、運び込まれた
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 この柿の樹は昭和55年、村がお年寄りたちの生きがい対策事業の一環として苗木を植え、肥料やりや害虫駆除、剪定などの作業を「老人クラブ連合会」に委託したものです。村の中心街区に、200本近くが街路樹として植えられています。毎年秋、お年寄りの手で収穫され、渋抜きをした後、会員はじめ村の特別養護老人ホームの各種団体や施設などに贈られています。
 
 この柿の樹の枝が張り出して、相互に成長の妨げになり始めた為、間引きをしたものです。樹の処分には経費が必要です。炭の材料にすれば双方円満に解決、となったようです。その為、管理をしている老人クラブからも、3人の方が炭焼きに協力するかたちで参加していました。会のベテランたちも柿の樹で炭を焼く事は初めての経験らしく、どんな炭になるのか大いに期待しているようです。

 さて肝心の100回記念と新しい窯の落成を祝う会が12月6日、村の温泉施設「潟の湯」で開催されます。


        炭窯に入れられる柿の樹
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        作業の合間にお茶の時間。ガッコや柿の実も
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        村が伐採したアカシアの樹。許可を得て仲間と炭用に運搬しました。
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