漬物が大好きな私ですが、大潟村へ移住して初めて口にしたものがあります。
「ミズの実」の漬物でした。
 キュウリ、大根、ナスその他いろいろな野菜を細かく切って醤油や味噌に漬け込んだ漬物は、温かいご飯にも良く合い最も田舎らしい食べ物の一つで大好物です。
食用のキクやシソの実を加えたり、太目のウリに詰めトウガラシでピリリと辛みを効かせたピリカラ風味は、酒の肴としても喜ばれると思います。

 さて大潟村へ移住間もない頃、JR能代駅前の「野代市民市場」で不思議な漬物を見つけました。それはまるで小さな数珠のような形状をした不思議な漬物でした。
その丸い実を噛むと粘りがあり、見ることも口にすることも初めてでした。

 東京の友人が市場でその漬物を見つけ試食したところ、「これはうまい」と気に入り「こらは何ですか」と尋ねたところ「ミズの実」とわかりました。ミズに実がなり、食用になるとは。ネットで調べると確かに山菜として紹介されていました。
こうしてその年から、初夏には「ミズの茎と根」を、秋には「ミズの実」を頂く貴重な山菜の一つになったのです。

 山ではそろそろ「ミズの実」が採れる頃だな、と思っていた矢先、見透かしたかのように昨日の午前中、「山友会」の方からの「ミズの実」採りの誘いが入りました。

 行く先は「山友会」の大先輩でもあり、日頃から尊敬する庄司さん所有の山です。
ちなみにこの春、私は数日間この山で、原木にキノコの菌を植付ける作業を手伝いをしました。
結果についてはいずれまたご紹介いたします。

 朝8時、村の温泉施設「潟の湯」前の駐車場に集合。庄司さんは自身の軽トラ、二人の女性会員は私の車で五城目方面へ向かいました。30分も走ればもう未舗装の林道です。
狭い田んぼでは、今でもカマで稲刈りをするのどかな光景や、刈った稲をハサがけにする昔ながらの農村風景が見られました。
到着した山は結構深く、山の精気が感じられ気分爽快です。付近にはアケビの実や満開のハギが見られました。

この山では庄司さんがクマを目撃したこともあり、クマ除けのスズと携帯用蚊取り線香も持って山に入りました。

 杉林の急斜面一帯は「ミズ」が生い茂り、見事な光景です。
しかし目指す「ミズの実」はまだ小さく、収穫時期が少し早いようでした。去年の同時期は、立派な実がどっさりと収穫できましたが、適当な大きさの実を捜して採らなければなりません。そのため、ほどほどのところで次回に譲ることにして山を後にしました。

 帰宅後、葉を取り除き、ミズ玉を適当な長さにちぎり、さっと湯がいて(この赤いミズ玉を熱湯にいれた瞬間、きれ~いな浅緑に変色。この瞬間が感動モノです!)醤油や味噌に漬けます。
山はこれから秋本番。キノコが出回る季節が待ち遠しい田舎暮らしです。



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