2013.03.05 山はまだ冬
 さて今日は待ちに待った「大潟村山友会(一ノ関朋彦会長)」の春山登山です。
 春山とは名ばかり、山はまだ正真正銘の冬です。
そんな厳しい現実に出くわした「森吉山・春山登山」の報告です。

 登山の楽しみは前日から始まるのが「自分流」。
携行するものや衣類などの準備が楽しい。日帰りとは言いながら冬山であることに変わりはありません。最悪の事態に対応可能な準備が必要です。山でとる昼食にも、 栄養バランスなどの工夫が必要。厳しい寒さと疲労を回復するエネルギー補給に気を配りながらも、楽しいメニューを考えるのがコツ。今回は梅干しと鮭の小さな焼きおにぎりを2個、玉子焼き、トリのつくね、タクアンなどを用意。

 大潟村公民館を3台の車で午前8時に出発。
参加人員は、女性会員1人を含めて12人。出発時点からすでに時おり雪がチラホラ舞う曇り空。路面は灰色、つまり凍っています。私の「愛車」は、村が所有するバス「かけはし」のドライバーがハンドルを握ります。1時間半ほどで北秋田市の「森吉山スキーゲレンデ」駐車場に到着。視界は悪く、吹雪模様!

 身支度を整えゴンドラに乗車。
ブナ帯を進むゴンドラからの視界は悪く、鉄塔は勿論、乗っているケーブルすら霧の中に霞んで先が見えない状況。気温が低い証拠に、樹にはきれいな霧氷がボンヤリと見えます。霧の中から突然現れたゴンドラ山頂駅で下車。悪天候は覚悟の上、緊張のうちに駅舎でスノーシューを着装しました。一歩踏み出した山頂駅周辺は強風が吹きつけ、激しい吹雪で森吉山特有の樹氷すら見ることが出来ない最悪の天候でした。



      吹雪の中にかすむ霧氷。
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         森吉山に欠かせない「樹氷モンスター」もよく見えません          
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 間もなく、一ノ関会長の「この悪天候ではダメ。登山は中止」の一声で登山は中止と決定。
山を下りる前に、私は吹雪の中で時折霞む樹氷や霧氷をどうにか数枚撮影、気温を確認するとマイナス8度でした。強風を考えると実際の体感気温はマイナス10度以上かと思うほどの厳しさでした。


     気温はマイナス8度。体感気温はもっと寒いはず
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     登山中止。装具を解いてゴンドラ駅に
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        ちなみにこれは私。写真撮影の為グローブをとると指の感覚がなくるほど冷たく、痛い
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 中止と決まり、山を下りることに。
濃い霧と強風の中、麓を目指すゴンドラは強風に煽られて大きく揺れました。予報では午後から回復するとありましたが、そのような空模様ではありません。登山中止と決定した会長判断は勇気ある決定でした。会員から一切の疑義がなかった山友会の結束が感じられました。その上で村に帰り、恒例の「反省会」をすることに。


     自分が乗ったゴンドラのケーブルすらこのありさま
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 1時過ぎに村に帰り着いた頃、上空には青空が広がり、のどかな陽光にも包まれていました。
自宅周辺の雪融けもグッと進み、いよいよ春近し。それにしてもちょっと信じ難いこの落差。

 「反省会」では、北秋田市で鈴木前会長が買い求めた上質な馬肉を全員で味わいました。本来なら、 山小屋で食べる予定でした。鮮やかな色の馬肉を、ワイン、日本酒と味噌で煮込んもの。馬肉は食べ慣れたはずの会員にもこの味は大好評でした。

 先日の「歩くスキーの会滑り納め」同様に「山友会」の活動も、農繁期を控え、しばらく活動を休止することになります。危険を共有しながら山歩きを楽しむ仲間との語らいが大好きです。この後山友会の活動が再開するのは田植えが終わる頃でしょうか。再会の日が今から待たれる「山友会」です。



       「反省会」の乾杯。何を反省するのか・・・?
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