わずか数日前の大寒波が嘘のようにグッと春めいて、弥生3月です。
 あれほど降り積もっていた雪が、わずか一日の晴天でかなり 雪解けが進みました。

 さすがにもう春だ!と、 実感する季節のかわり目。
自然の前で“人間は実に無力だ”と、しみじみと感じ入った春日和。また、間もなく「東日本大震災」の日が巡って来ます。いよいよ今日から「別れと出会いの月」、3月がスタート。

 月初めの今日、大潟村では「平成24年度 大潟村津波ハザードマップ作成に関する意見交換会」が開催され、住区自治会長として出席しました。開催目的は、地震に伴う津波発生時の避難と防災意識の向上に役立てるため、村民並びに関係機関へ「大潟村津波ハザードマップ」を今年度中に配布する事前の意見交換です。

 会場の村役場には、大潟村役場、村議会議員、村内の各自治会長、婦人会、農業委員会などの各種団体や警察、消防関係者など総勢70人が出席しました。席上で配布されたハザードマップには、“秋田県沖でマグニチュード8.7の連動地震が 発生”との想定で、大潟村の浸水区域などの被害予想が、国土地理院の地図上に表わされていました。

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 大潟村は八郎潟を干拓して誕生した村ですから、残存湖に接して周囲50㌔を超える護岸堤防で囲まれています。ハザードマップは、「日本海と接する防潮水門が機能しているが、全ての堤防が被害を受けた」と想定して 作成されています。ちなみに堤防に被害がない場合は、村内では津波の浸水区域は無いとされています。マップでは、村の南部圃場(田んぼ)で、2㍍以下の浸水が予想されますが、それ以外のほとんどの区域では浸水被害がなく、特に住宅地を含む村の総合中心部では、浸水被害がないと言う事でした。

 しかし、今日の意見交換会でも、この「防潮水門」に疑問が出されました。「防潮水門」が機能しない、という想定も考えるべきだという意見です。この点について村からは、「県が実施した被害想定を前提にして作成した為、防潮水門が機能しないという想定が出来なかった。県の今後の調査を待ってマップに反映していきたい」との回答でした。

 更に村の担当者からは、「防潮水門の開閉には自家発電装置が備わっている」との説明をしましたが、これは誤りだったと判明。実際は人力による開閉作業が必要だという事でした。建設費を押さえる為、自家発電装置を設置しなかったと言う事です。また「避難場所」と「避難所」が記載されているため、住民からは「どこに避難するのか紛らわしいのでは」という声も。村担当者の説明では、一義的に避難する場所が「避難場所」、その後の被害状況によって開設されるのが「避難所」、との説明が。「紛らわしい表現を改め、適切な表現にすべき」と提言しました。



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 今日の各意見を参考にし、さらに村が検討の上、今年度中には各戸配布の予定となりました。
大潟村移住前の名古屋市で「災害対策委員」も経験している私としては、有意義な意見交換会となりました。間もなく又あの「3.11」が巡って来ます。
 





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