大したものだ!我が家のタクアン。 
 昨年12月8日、急かされように大潟村の「道の駅」で沢庵用の干し大根1束を買い求めました。

 この時期、冬越し用のタクアンや寿司ハタハタを漬けないと何か重大な忘れ物をしたかのような錯覚に陥り、心が安らぎません。雪国育ちのDNAが働くのです。

 ネットで調べた漬け方を参考に、10㌔の干し大根を漬けることにしました。
タクアン作りは初めてではなく、大潟村へ移住後はほぼ毎年漬けてきました。ところが、結果的には塩がきつくて「しょっぱい」タクアンに。そのためなのか、冷蔵庫に保存すると初夏まで食べることが出来ました。しかし、やはり健康志向の昨今、意識改革をすることに。具体的には塩分を大幅に少なくし、サラダ感覚で食べられるようなタクアンにしようと一念発起。

 先ずは干し大根の重量を正確に計り、それに見合った塩とヌカを用意しました。
干し大根10㌔、荒塩600~700㌘、ヌカ200㌘、ザラメ砂糖100㌘ほど。この段階で考え込んでしまった事は、こんなに塩が少なくて良いのかと・・・・との迷い。しかし、ここはグッとこらえてレシピ通り素直に従うことに。いつもここで塩を多めに加えてしまいます。それ以外にも昆布や、タカノツメも準備。

 私の調理の基本は、「料理は科学」と銘じています。
「細かい事にこだわらず、おおざっぱで良い」とされています。私もそのように思っていました、それは名人級のプロの話。素人は基本に忠実・・・が大事と、今は思っています。

 前書きが長くなりましたが、今日はそのタクアンを試食すべく、出してみました。
重しを除け、冷たい汁の中から大根を取り出し、ざっとヌカを洗い、包丁を入れました。干し大根は水分が抜け、しっかりとした重さを感じ、出来上がりの良さを予感させました。厚めに切って一口、パリパリの食感も最高。塩分も薄目で、これまでで最高の出来栄えと、感激ひとしお。

 しかしながら反省点も。
関東の人が作ったレシピに従った結果、秋田のタクアンではない。色あいや旨味、ヌカの香りなどが足りず、目指した味覚とは少々違いました。それでも、これから春先まで食卓に出される自慢の手作りタクアンです。

 これもまた雪国ならではの暮らしの楽しみの一つ。
食事だけではなく、お茶にも合いますが10本程のタクアン。直ぐ無くなりそう。
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