2012.11.09 私の「相棒」
 今朝は自宅庭のヤマナラシの樹に取り付けた巣箱に、数日前から出入りする「相棒」の動きに目を奪われ、ほかの事が手につきません。
 その「相棒」の名前は「アカゲラ」。

 大潟村では初夏に、「アカゲラ」などが樹木に穴を開けるドラミングの音を耳にすることがあります。いわゆるキツツキの音です。甲高く響き渡るその音は四方にこだまし、所在を確認する事が難しい鳥です。数年前、大潟村に移住後初めてその姿を見た時、「こんなに美しい野鳥が・・・」と感動したのが始まり。後にこの野鳥が「アカゲラ」と知り、野鳥の世界にのめり込むきっかけとなりました。

 全身が白と黒の羽毛に腹部が朱いその艶やかな姿は、何とも言えず魅力的。しかし、「アカゲラ」は特に警戒心が強く、接近する事は勿論、撮影すら困難です。それでもここ2~3年はフィールドスコープを使い幸運にも姿を捉え、撮影にも成功しました。その「アカゲラ」が、何と自宅の庭先に現れたのですから・・・・。

 今月の初め頃。早朝、庭から不思議な物音が聞こえてきました。板をトントンとリズミカルに叩くような音でした。誰かがいたずらでもしているのかな、と音のする方を眺めると、庭の巣箱に穴を開けるアカゲラを目にしました。春先、「コムクドリ」が巣作りをして雛を孵した巣箱です。体長が一回り大きいいアカゲラが、巣箱の出入り口を広げるために板を突っつく音でした。巣箱が共鳴して楽器の働きをしているようです。

 この時はどうやら出入り口を広げることに成功したらしく、一旦は巣箱に入ったものの、程なくどこかへ飛び去って行きました。その後、数日間は荒れ模様の天気が続き、「アカゲラ」の姿を見ることも無く過ごしました。
そして今朝、朝食をとろうとテーブルに着いた時、再びトントントンと例の音が聞こえたのです。

 どうやら「コムクドリ」が巣作りの為に運び込んだ材料を外に運び出しているようです。今日はずっとその繰り返しですが時折、気まぐれのようにどこかへ飛び去ります。餌でも探しに行くのでしょうか。今にして思えば、巣箱の穴をかじったような様子に気が付いてはいましたが、このような展開は予想できませんでした。

 「アカゲラ」はこの巣箱に棲みつく様子。厳しい冬を共に乗り切る「相棒」かと思うといとおしくなります。それでも今朝の朝食は落ち着いて食べることが出来ず、その後も巣箱が気になって仕方がありません。
とんでもない「相棒」の出現です。



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