「全国うまい蕎麦厳選」などにも堂々とランクされる名店で、初めて蕎麦を頂きました。
山梨県北杜市長坂の「長坂・翁」です。
 都心から中央道で「笹子トンネル」を抜けると山梨県。ブドウ畑を横目に走ると南アルプスの急峻な山々が見えてきます。そして前方に八ヶ岳が見えてくると「中央道長坂インター」。そのインターを出てからは地図を頼りに田舎道を「清春美術館」を目指しました。秋田とはまた違った里山風景を楽しみながら田舎道を走ると木立の中に「翁」の大きな看板がありました。

 程よく人の手が入った木々を通して光が漏れ、石積みの高台に大きな窓を備えた和風家屋がありました。
白壁と黒い板壁がよく似合う重厚な構えの家屋。無駄の無い和風建築の静かなたたずまい。蕎麦の「翁」です。
静けさをぬってかすかにセミの鳴き声が聞こえ、いかにも都会暮らしの人たちが好みそうな雰囲気です。
休日ともなると、東京初め県外ナンバーの車がズラリと並ぶそうです。格子戸を開けると若い職人が白い仕事着を着て出迎えてくれました。

 「翁」は、蕎麦通の間ではその名を知らぬ人はいない程の名店。全国に「翁」の名前がつく蕎麦店は、ここで修行した弟子たちだと言われています。ホームページによると、1975年創業者の高橋邦弘氏が都内で「翁」を開店。
1985年に閉店、翌年には山梨・長坂に「長坂・翁」を開店し、蕎麦粉の自家製粉を始めました。その後2001年、現在の店主である大橋誠氏が店を継承しました。師の教えを厳格に守り営業を続けてきたのが「長坂・翁」と紹介されています。掘りごたつがある和室と、いす席の店内は落ち着きがあり、大きな窓から木々に囲まれた景色を眺めることが出来ます。

 蕎麦は、「ざる蕎麦」(850円)と「田舎蕎麦」(850円)の2種類。それに「セット」(1、500円)があり、「焼き味噌」、「豆腐」、「デザート」が付きます。

 「豆腐」は味がついているという説明でそのまま頂きましたが、大豆の香り、旨みの点で私には大潟村の主婦たちが作る豆腐のほうがはるかに美味しいと思われました。
さて肝心の「蕎麦」。まず蕎麦汁はさがに上品で、深い香りと味が名店の証と感じました。蕎麦も少な目の盛りでしたが、香り、色、艶共に素晴らしく、蕎麦に絡んだ汁共に満足できました。

 秋田県の「惣兵衛」、同じく「わか松」と山梨県の「長坂・翁」。いずれも個性的な蕎麦でした。
蕎麦の話題が続きました。


 
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