一晩中激しく降り続いた雨。
昨日の激突した「カッコウ」のその後が気になり、様子をうかがおうと5時前には起床。
 小雨の中、庭のハギの茂みの中を覗いて驚きました。
一晩何とか無事に過ごした様子の野鳥が生きていたのです。きっと夜のうちに衰弱して死んでしまっているだろうと思っていたので、野鳥の生命力の強さに少し感動しました。前の晩、少しでも雨をしのぐことが出来ればと、傘を差しかけておきました。風でひっくり返ってはいましたが、野鳥はほぼ同じ場所にじっとたたずんでいたのです。

 夜間も、寒くなかったことが幸いしたとは言え、ジッと一晩中過ごした野鳥をいとおしくさえ思いました。さらに前日に比べ、少し元気を取り戻したかのようにも見えます。ただ左目はすっかり瞼が閉じられ、首周りの羽毛がわずかですが抜けています。無事な大きな丸まるの右目は、鋭い目玉が野生の鳥の貫録を保ち、凛としていました。このまま回復し、また大空に羽ばたける日が来ることを願わずにはいられません。

 しかし現実には、餌を口にする様子も無く、片目で空を飛ぶことが出来るのかも疑問です。
そっと見守ることが今は一番と自らに言い聞かせました。

 時々家の中から様子をうかがっていると、傘がひっくり返っている事に気付きました。傘をさしかけると驚いたのか、バタバタと羽ばたき居場所を替え、庭の真ん中に植わっているブナの苗木の根元にうずくまりました。羽ばたくだけの力はあるのかとホットしながら、またそっと傘をさしかけておきました。雨は依然と降り続いています。程なくして風が強まり、また傘がひっくり返りました。傘をさしかけると、今度は再びハギの茂みに逃げていきました。

 飯粒やジャコを餌代わりに置いて見ましたが、勿論食べるそぶりはありません。
異変に気が付いたのは、午後遅くなってからでした。傘がまたしてもひっくり返った為、直そうと思い野鳥がいた場所を見ると、もう姿が消えていました。いつの間に・・・・。

 飛び去ったとは考えにくく、そうかといって犬や猫に襲われた形跡もなく、困惑しました。
少しの間パソコンにくぎ付けになっていた合間の出来事でした。周辺を隈なく探し回りましたが、見つかりません。不注意が招いたとしたら胸が痛みます。今は体力を回復して飛び立ったと考えることにしました。
思いもかけぬ事態の進展に、結構ショックを受けて言葉がありません。

 いつかまた我が家の上空を飛び回る日が来てくれることを願っています。
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