こんなことが有るのだろうか!と本当に戸惑っています。
米どころである大潟村のスーパーにコメを買いに行きました。が、何と「品切れ」。 
 村に一軒だけあるスーパーはJAが経営し、日用品や食料など日常生活に欠かせない品物を扱っています。
残り少なくなった米を買おうと思い、出かけたスーパーでの出来事でした。

 いつもは2㌔、5㌔、10㌔単位で精米したコメ袋が並び、出荷元も複数あった米の陳列棚で見かけた光景は、信じ難いものでした。わずかに2㌔入りの無洗米が2袋あるだけで、棚が空っぽという異様な状態になっていました。村に移住以来かつて無かったことです。

 近くの手が空いている店員さんに「どうして今日は米が無いの」と聞くと、「事務所に聞いてきます」と言ってしばらく待たされました。やがて戻ってきて「コメは東日本大震災の被災地に送られている為、ありません。入荷の見込みもありません」との答えでした。唖然としました。
大潟村は、日本の食糧基地として大規模農業の先進的な役割を担っています。いわば水田に囲まれた土地です。その大潟村で米が手に入らない事態に、驚きと失望とバツの悪さを感じ、言葉もありませんでした。

 確かにTVの情報で、「新米に含まれるセシューム検査により、今後の出荷に大きな影響が出るであろう」との事態は知っていました。また消費者も新米を敬遠し、古米に人気が集まっている、とのニュースもすでに見ました。しかし、まさかこの時期に、この大潟村のスーパーから米が消えるとは予想できませんでした。
アジア一!とも言われる米の貯蔵施設、カントリーエレベーターでも同じ状況です、と店員は付け加えてもくれました。止むを得ず、2㌔入りの無洗米を一袋買って帰りましたが、原発の影響がおひざ元にも押し寄せたのかと、事態の広がりと深刻さに少々焦りも感じました。

 村外の大手スーパーにでも行けば買えそうな気がしますが、米どころの大潟村で米が手に入らない、という現実がなかなか受け入れ難く、落ち込んでしまいました。
村の知人に連絡をすれば分けてはもらえるとは思うものの、無いものは食わない、と思わずすねてしまいます。
津波や原発で苦しんでいる大勢の人たちに比べれば、この程度のことで・・・・と、自らを慰めています。

 それにしても米はどこへ、どうなっているのでしょうか。
こんなことがまた日本各地で起こりはしなかと気掛かりです。
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