2011.05.07 締めの桜行脚
 今年の桜行脚の締めは、能代市桧山・多宝院の枝垂桜です。
 今にも雨が降りそうな午後、「多宝院」がある檜山を目指しました。町内は、静かなたたずまいの里山風情を色濃く残しています。家々の庭先には小ぶりながら枝垂桜が花をつけ、どこか歴史を感じる古い町並みが残されていました。

 多宝院は県重要文化財に指定され、秋田藩主佐竹氏の一族、多賀谷氏の菩提寺だそうです。
現在も本堂、山門、鐘楼などが残っていて、いずれも18世紀の創建。江戸後期の曹洞宗寺院と地方独特の特徴を併せ残した貴重な文化財です。ウグイス張りの廊下も東北地方では珍しいということです。

 その境内に数本の大きな枝垂桜があり、ほぼ満開と聞いて出かけました。一本は杉木立を背に、もう一本は多宝院の屋根を背に堂々と優雅な姿を見せていました。しかし、いつも思うことは本堂の屋根瓦とが枝垂桜が同系色のため、桜が映えないことです。勝手な言いがかりかも知れませんが、あれだけの桜が・・・と思うとやはり残念です。

 檜山は云わずとしれた秋田音頭にも唄われている「桧山納豆」発祥の地です。これまでにも何度か訪ね、納豆を買い求めたこともあります。「元祖檜山納豆」の看板が掲げられた製造元で「わらずと」とパック入り納豆を買い求めました。「『わらずと』とパック入りの納豆では何が違うのですか」と店の方に尋ねると、「昔ながらの『わらずと』で熟成させることで、噛み応えと粘りのある、現代風の納豆とは一味違う手作りに仕上がっています」ということでした。

 帰りは森岳温泉街を一巡し、温泉施設「ゆうぱる」で入浴しました。透明感の割には肌にまとわりつくようなしっとりとした泉質と、浴槽全体が木製なのが気に入りました。浴槽から見える雨に濡れた桜を眺めながらの入浴もいいものでした。


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