午前中、大潟村の「桜と菜の花まつり実行委員会」が主催した「平成22年度桜と菜の花写真コンテスト」の作品審査が村役場でありました。これは連休中に行われる祭の一環として行われる写真のコンテストです。
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 私は二科会会員・八柳吉彦氏、大潟村写真クラブ会長進藤栄一氏と共に、審査員を村より委嘱されています。審査内容や結果については、まだ公式の発表前のため詳しく紹介できませんが、3回目の今年は25人の方から57点の作品が集まった、と報告がありました。年々わずかながら応募点数が増えていることがとてもうれしく思います。来年は、出来ればぜひ作品100点の大台に増やしたいと思っています。

 私がこの村の小さな写真コンテストを大事にしている点は、複数の審査員が審査に当たっているためです。私が勤めていた新聞社後援の「全日本写真連盟」が毎年主催する、全日本を対象とした各種コンテストでも、日本の指導的な立場にあるプロの写真家が複数で審査をしています。写真作品は主観的映像表現のため、審査にも主観が入る事は避けられません。それを回避するため、複数の審査の目で公平性を保つ事は、多くの応募者に対して必要な方策です。一方、秋田県内の大きな写真コンテストでは、かなりの割合で審査員が1人というケースが多いのではないかと思います。それでも毎年審査員は代わるのですが、審査員によっては入賞作品傾向ががらりと変わり、一貫性に欠けていると思っています。あくまでも主催団体が権限を有しているため、指摘するのも考えてしまいますが、改善の余地はないものだろうか・・・。残念の一語に尽きます。

 審査をする中で、役場の担当職員も「写真を見て、とても楽しく幸せな感じになりました」と感想を述べていました。私も同感です。桜や菜の花のきれいな作品と同時に、花に囲まれ、幸せそうな家族やカップルの作品が並んでいました。回を重ねると、単なる風景や花の作品は審査が通りにくくなります。そこでちょっとした撮影視点の工夫により、スナップ写真がぐっと目を引くようになります。事実、応募作品には、このようなスナップ的な作品が増えているように思います。

 これまでは村の広報やホームぺージによる入賞作品の発表だけでしたが、今年からは村のホテルやスーパー店内で、小規模な写真展を開き、村内外の皆様にも観ていただこうか、という話まで出ました。面白くなってきました。協力します。

 夕方からは、秋田市で「全日本写真連盟秋田中央支部」の例会があります。ここでは作品の講評とアドバイスをしている私ですが、今日一日は私にとって長ーい「写真の日」という事になります。
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