2011.03.27 写真展
 朝起きると、戸外はまた冬が舞い戻ったかのように白一色の世界。見ている分には幻想の世界ですが、この寒さ、被災地の事を思うとやり切れません。

 それでも5時半には起床。ニュースをチェック、新聞を読み、今日一日の行動予定を決めます。

 今日1番の目的は、「全日本写真連盟秋田支部」が秋田市で開催中の「支部写真展」を見ることです。今日が最終日です。激しく降る雪の中、震災後初めて秋田市へ車で向かいました。「秋田道」は何事もなかったかのように車が走り、普段通りの交通量でした。「秋田市はそろそろ落ち着いてきた」と言う方の言葉とは裏腹に、通行中目にしたガソリンスタンドの大半はまだ閉店状態。

 写真展は秋田市中心地のアトリオン展示場です。約20人の会員が作品を出展していましたが、時節柄か観客は少ないようでした。ざっと見せて頂いt第一印象は、「人と暮らし」に視点を置いたスナップが多い事でした。

 いわゆるネイチャーとか風景写真とは一味違うスナップ写真は、時代や社会、世相の中で人々がどう生き、何を考えているかを写し撮る表現です。理屈を言えば社会を見る鋭い目と感性が求められます。的確に世相や暮らしをとらえる難しい表現手段ですが、風景写真にはない醍醐味もあります。ネイチャー志向が強い写真愛好家の中で、「秋田支部」の目指す方向性に強い共感を感じました。

 ただし、作品としての完成度は残念ながらまだまだ・・です。見る側に伝えたいこと、訴えたいことは何か、撮影するモチーフの甘さが気になりました。とは言いながら、雪の中を駆けつけた甲斐があった写真展でした。

 帰宅後の夕刻、宅急便が届きました。私のブログを見ていてくれた長男と三男が牛乳、納豆、ヨーグルト、食パンを送ってくれたのです。有難いと思いました。被災地の事を思うと複雑ですが、肉親の暖かさが身に沁みます。

 原発はいよいよ暴れ始めているようです。早く、何とかして欲しい。



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