午前9時から「野鳥観察会」に参加、午後2時からは「コールかざはな35周年ほのぼのコンサート」の鑑賞と忙しい1日を送りました。
 昨年、NHKでも「野鳥と共生する農業の村・大潟村」と紹介されたことがあります。その野鳥について学び、その意義を考える講演を聞き、さらに村内を巡って野鳥の観察会に参加しました。

 主催は「大潟村の自然を愛する会(堤朗会長)」で、大潟村干拓博物館で行われました。講師は「 日本雁を保護する会(呉地正行会長)」です。

 呉地さんは、かつては日本にも多数生息していた「シジュウカラガン」の繁殖に努力されてきた方です。「このガンはアリューシャン列島で繁殖し、日本に渡って来る鳥です。その繁殖地では、狐の毛皮を取るため、狐を放した為、ガンが絶滅しかけました。その後アメリカ、ロシア、日本などがガンの繁殖に乗り出しました。
絶滅しかけたと思われていた『シジュウカラガン』が戦後、宮城県の伊豆沼で飛来が確認されました。その後も少しずつ増え、現在は145羽前後が確認されています。
 その陰には、1995年から始まった繁殖事業がありました。仙台市の動物園から『シジュウカラガン』をアリュウシャン列島まで飛行機で運び、島に放鳥するというものです。それほどに貴重な『シジュウカラガン』が、大潟村では昨日5日現在で95羽確認されていますが、この数字は驚くべ数です」と話して下さいました。

 約1時間の講演終了後、マイクロバスで「シジュウカラガン」や「ハクガン」などの珍しい野鳥を求めて村内各所を巡りました。
最初の観察地点は農業短大の畑で、「ヒシクイ」「マガン」に混じって数羽の「シジュウカラガン」が見られました。残念ながら距離が遠すぎ、私のスコープでもはっきりと確認が出来ませんでした。
別の湖岸の氷の上では「オオワシ」がいましたが、これも遠過ぎてあまりよく見えません。

 その後、八郎潟残存湖や広大な水田地帯を2時間近く走りながら「シジュウカラガン」を求めて移動を繰り返しました。しかし今日はその群れを見ることが出来ず、観察会は終了しました。
「野鳥観察会」に参加でき、「大潟村の自然を愛する会」の会員の方々には深く感謝します。

 私は自分の車で参加した為、広い水田のど真ん中で、帰途はどちらへ向かったら自宅なのか分からなくなりました。カーナビを頼りに帰宅出来ましたが、大潟村はそんな広い大地に存在しています。

 自宅で昼食後、午後からホテル「サンルーラル大潟」で開催された「コールかざはな35周年ほのぼのコンサート」へ出かけました。入場料は500円ですが、私は出演した方から入場券を頂戴しました。会場はホテルの宴会場。250人ほどの聴衆で座席の椅子が足りない程でしたが、8から9割が女性でした。

 コンサートの第1部は「金子みすず誌による童謡歌曲集」、第2部は「ホテルのサラダと我が家のサラダ」などの合唱曲、第3部では「荒川知子とファミリーアンサンブル」が演奏しました。

 「コールかざはな」は、大潟村在住の30代から60代までの方々で結成された女性コーラスグループです。「歌声喫茶のような感覚で楽しんでいましたが、メゾソプラノ、アルトなどのパートが充実し、世代を超えて現在に至っています。村内の『大潟村芸文祭』や、村外の『八郎湖合唱祭』が活動の場になっています。音楽を通じ、平和で豊かな時間を共有していきたい」と、斎藤幸子会長がメッセージを寄せました。

 第2部では、今まで発表してきた中から「リンゴ追分」「地上の星」「百万本のバラ」など、思い出が残る6曲を披露。豊かで女性らしい繊細な歌声に聴衆もすっかり魅了されていました。

 第3部では、ダウン症の障害を持って生まれた荒川知子さんと両親のファミリーアンサンブルでした。
荒川さんは現在、仙台市でケーキやクッキーを作りながら、全国で演奏活動をしています。父親はフルート、母親はピアノ教師、お兄さんは新日本フィルの首席フルート奏者という音楽一家の中に育ち、小学生の頃からリコーダーで才能を発揮してきたと言います。ステージではリコーダーの見事な演奏に限らず、歌ったり、踊ったりと豊かな才能をいかんなく発揮し、詰めかけた聴衆からアンコールがかかるほどの人気振りでした。

 最後に「コールかざはな」と「荒川知子ファミリアンサンブル」と聴衆が一緒になって「浜辺の歌」と「花」を歌ってコンサートは終了しました。
楽しく、心温まる女声合唱団の歌声と演奏は、外の寒さを吹き飛ばすような暖かさに満ち溢れていました。
春は直ぐ隣のようです。

           <シジュウカラガンではありません>
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           <北帰行を前にして・・・>
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           <フィナーレは「コールかざはな」と「ファミリーアンサンブル」そして聴衆の皆さん>
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           <「荒川知子とファミリーアンサンブル」のステージ>
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