起床は午前3時40分。勤めていた時代の感覚が戻ったかのように目覚ましに頼らずに目が覚めました。シャワーを使い、身支度を整えているとモーニングコール。午前5時、チェックアウト。
 全員で「えんぶり」が集う[長者山新羅神社」へ車で出発しました。何故こんな早い時間に神社に行くのか。

 「えんぶり」に参加する地域毎の太夫と呼ばれる舞い手たちは、17日神社でお祓いを受けた後、八戸市内や周辺の街や農村へ出かけます。早ければ早いほど、行列の先頭に立ち街角で舞うことが出来ます。その為、早い組は2日も前から神社の前に詰めて、たき火を囲んで朝を迎えるのだと言います。

 夜が明けるころ、続々と神社に「えんぶり」に独特の衣装をまとった人々が集まり、笛や太鼓のお囃子が混じり、まつりの雰囲気を盛り上げていきます。その年の豊作を祈願する心意気が熱く伝わるこの光景を撮影するため、朝早く「長者山新羅神社」へ出かけるのです。

馬の頭をかたどった華やかな烏帽子を被り、頭を大きく振る独特の舞。それは稲作の一連の動作である、種まきや田植えなどの動作を表現したものだそうです。えんぶりの合間に行わる子供達の祝福の芸も愛らしく、可愛いものでした。次々とお祓いを終えた「えんぶり」の組が神社階段から街へ繰り出す頃、撮影を終え朝食のため、「陸奥港」駅近くの市場へ向かいました。

 「イサバのカッチャ」とも言われる庶民的な魚市場では、ご飯とみそ汁を買い、おかずは自由に市場の惣菜を買って食べることが出来ます。勿論刺身も並んでいます。私はご飯、魚のアラ汁、めざし、オムレツなどしめて450円。
買い物に来たと思われるようなお年寄りたちに混じって食べる「アサメシ」は、どんな豪華なご馳走にも勝るものでした。私が思い描く市場の理想の姿ではないかとさえ思いました。

 早々と八戸市を後に、私たちは200メートルの切り立った断崖が8キロに渡って連なり、「海のアルプス」とも呼ばれている岩手県陸中海岸「北山崎」へ向かいました。ここは三陸海岸北部を代表する観光スポットです。 
残念ながら天候に恵まれず、撮影対象としては不向きでした。標高150㍍の第1北山崎展望台から第3北山崎展望台まであり、自然遊歩道もあります。断崖頂上の展望台から波打ち際の海岸までは718段の階段がありました。

 大潟村へは岩手県岩泉町から盛岡市街を経由しましたが、盛岡に至る途中、目にした大雪による樹木の被害には息を飲みました。木々が積雪の重さに耐えきれず、裂けたり折れたりしてすさまじいいものでした。折れない木は、至る所でアーチ状にしなり、その形は異様な姿でした。

 雫石から「仙岩トンネル」を抜け、角館市を経て「秋田道中央インター」から帰りました。村へ入る直前の船越にあるファミリーレストランで夕食を済ませ、出発した公民館前で8時半頃に解散しました。
2日間の走行距離が約650キロ㍍に及ぶ旅でした。


          まだうす暗いうちから子供たちの舞が披露される
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         こちらも子供たちの舞。
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          馬の頭をかたどった烏帽子をまとう
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          神社のお祓いを受ける
          神社でお払いをしてもらう。足元が面白い






         
  
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