高齢者の自動車保険値上げの動きについて、少し愚痴を。

  新年早々、高齢者の自動車保険料が4月から値上げされる、とのニュースです。

 後期医療保険制度にも見られたように、またしても年齢による差別化の動きには失望感を禁じ得ません。
報道によれば、60歳から69歳までは3.4%の値上げ率。70歳以上は8.1%も値上げされるようです。
高齢者の事故率が高く支払保険金が増加している事が値上げの理由になっています。

 色々な解説などを参考にしてみると、若者の車離れと保険料の低い軽自動車の増加から、保険料収入が減少しています。更に、高速道路の料金割引による交通量の増加で交通事故が増え、支払い保険金が増えているとも。
しかし、保険各社の収支悪化原因は他の様々な要因があり、高齢者だけの責任とは言えないのではないか、と思います。

 そのような状況下で、高齢者の自動車保険料だけを引き上げるというのは、まさしく年齢による差別だ、と考えます。
政府がよく使う手口と同様に、民間保険各社が取りやすいところから取る、という手法ではないでしょうか。
ここ大潟村でも隣町への交通手段を、日に3回の循環バスに頼らず、マイカーのハンドルを握ってる70~80代の高齢者が大勢おられます。車無しでは生活が出来ない、という厳しい現実があります。

 免許証返上などという、耳触りの良いスローガンもありますが、それは交通手段の選択肢が多い都会での話。交通の利便性のない日本各地で高齢者が直面している実態を、保険各社はどこまで調査しての結論だったのか・・・。「生活の足を奪う」ような保険各社の仕打ちには、とても怒りを覚えます。 医療費や社会保障費の増加など、それでなくても高齢者に冷淡な政府。一体民主党政権が掲げる「生活者第一」の理念はどこに向かうのでしょう。高齢者に冷淡な国に明るい展望はない、と思うのですが・・・・。


         <大潟村が運行する循環バスの停留所>         
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