2010.12.18 終の棲家
 本格的な冬の寒さが続き、我が住区も雪で真っ白です。2階の部屋から眺める広々とした空地には、わずかに住宅が1軒増えただけ。移住前に目にした風景とほとんど変わらず、時間の経過を感じさせません。
 私が大潟村に移住したのは、2006年(平成18年)3月です。

 その前年秋、私の村への移住が正式に議会で承認され、すぐ住宅の建設に取り掛かりました。60歳の定年後、すでに2年が経っていました。住宅の建設については、名古屋に住んでいたため、施工管理などを考えて、大手のハウスメーカーに決めました。
あと10歳若ければハウスメーカーに頼らず、個性的な家造りをしていたかも知れません。

 しかし、その後数年間生活していると、この「家」に愛着もわき「終の棲家」として満足しています。
アフターサービスなどでは対応も早く安心感があります。
しかし今となれば、床暖房にすべきだったとか、マキストーブが欲しかったとか、ウッドデッキに雨除けが欲しいな、などと、当初予想もしなかったような基本的な点に気づかされ、改善の余地があると思っています。
宝くじでも当たれば、の話ですが・・・・。
もっともこれは設計の段階で課題にはなりましたが、全体の資金計画の中で不要と判断したためです。
床暖とストーブだけは施工しておけば良かった、後悔しきり。

 生活の場、「家」は風雨や嵐から守ってくれる「城」のような存在だと思います。
特に厳寒の猛吹雪や台風に耐えている家には、安心と信頼、親しみすら感じます。家にも人のように個性があり、住む人の生き方が感じられます。

 私は名古屋の住宅展示場で出会ったモデル住宅に惹かれ、最終的にこのデザインに落ち着きました。
個性という点では作り手の意志が欠ける面はありますが、「惚れた弱み」とでもいうのでしょうか・・・・。
ひとそれぞれなのでしょうね。家の風格やデザインなどには、住む人の好みが反映されていますが、それは人と人との出会いにも似ているように感じます。

 残り少ない人生をこの家と共に過ごすことを考えれば、これこそまさしく「戦友」と言ってもよいのかもしれません。頼みますよ、戦友!

 
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