この地方の食卓に欠かせない魚、ハタハタ。その語源も独特な響きのハタハタは幼い頃から慣れしたんだ味の一つです。
 不思議な魚です。煮ても、焼いても、一夜干しも、寿司に漬け込んでも、塩で長期保存も、とあらゆる調理法に馴染む魚です。

 かねがねその漁を見たい、と思っていましたが4日、村の友人が誘ってくれて雪の八森漁港に行ってきました。本隊の季節ハタハタはまだ到達していなくて、漁港はまだ落ち着いた雰囲気でした。
魚体が小さいことも不安のタネ、刺し網から小さなハタハタをはずす作業は見るからに大変そう。
それでも番屋でハタハタ鍋を食べてゆけ、とやさしい言葉をかけてくれました。

 今月に入り、季節ハタハタの本隊が接岸し、各漁港は一気に活気を取り戻したようです。
2~3歳魚の大型も混じりうれしい限りです。そこで大胆にも私はハタハタの飯寿司つくりに挑みました。
「男の手料理」を「男の食彩」と変更、過程をご紹介してゆきます。

 郷土が誇るハタハタの寿司の漬け込みは本当に手間がかかります。例えば頭と尾を落とした後、3~4日かけて小まめに水を替えて血抜きをする、塩でつけて、酢でつけて、さらに麹、米でつけること20日以上。
細心の注意を払い今、血抜きの最中です。
これにこだわるのは、私と同じ63歳で亡くなった母がつけたハタハタ寿司を想い、供えてあげたいとの思いがあるから。食べごろは年明け早々になるでしょう。


               <刺し網からハタハタをはずす作業>
               DSC_0657_convert_20101208172205.jpg
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