2010.10.22 行く秋を満喫
 「秘湯・杣(そま)温泉」で一泊。さすがに標高が高く、夜間早朝はすでに寒い。朝風呂で体調を整え、朝8時に出発です。
 2日目の主な予定は「なべっこ登山」。

当初予定した「河北林道」は、以前の大雨被害で通行不能になった為、予定を変更し、森吉山麓のアップダウンが少ない稜線を歩くことになりました。
残念ながら、山でキノコ鍋を囲む事は出来なくなりましたが、キノコ採りを楽しみながら、紅葉のブナ林を歩き秋を存分に楽しもうというリーダー達の計らいです。
朝から快晴の空は澄み渡り、ひんやりとした山の空気は快適そのもの。

 実は今年の紅葉は、夏の猛暑の影響で紅葉が例年より遅く、一部では茶色に変色したまま落ち葉になってしまうような現象が見られています。そのためか、鮮やかさがありません。
それでも明るい秋独特の真っ青な空を背景にするブナ林は、黄色に光り輝き、自然の造形の神秘に驚きの声を上げてしまう程です。

 「ウーン、実に素晴らしいッ!。美しいッ!」。
心が癒される穏やかな一時を、山仲間と一緒に過ごせる環境と境遇に心から感謝し宅なりました。前日も書きましたが、山はすでに落葉が始まっていて、山道は至る所が落ち葉の絨毯状態です。
ザワッザワッと、落ち葉を全員が踏みしめて歩くので、誰かが「落ち葉のラッセルだ」と言いました。上手い表現です。

 眼の前に広がる森吉山麓高原の大パノラマ。麓の紅葉を眺めながら早めの昼食にしました。
宿が作ってくれたオニギリは大きく、具の梅干しや鮭もたっぷり。空腹のはずでしたが、食べきれないほどです。
近くで親子連れの熊がいたので注意するように、との情報をすれ違う登山者から聞きました。

 休憩地点から「桃洞滝」へ向かうことにし、尾根を下ります。桃洞沢へ下る斜面はきつく、至る所にロープが取り付けてあり、助かりました。それでも1回、滑って転びました。

 「桃洞滝」へ至る遊歩道はトレッキングに最適のコースです。せせらぎと紅葉のブナ林を中心に木道が設置され、一般の観光客でも歩けるように整備されています。私ももう10回近くも訪れた好きなコースです。
普通に歩いて約1時間で目的の滝に着きます。
一帯の斜面は紅葉も進み、特に松の緑との対比が鮮やかさを引き立てていました。

 村への帰途、干拓地の果てに沈む真っ赤な夕日がとてもきれいでした。
今は亡くなった方が「夕日がジューと音を上げ、日本海に沈むんだ」と話したそうですが、見事な表現です。
同じ空に、満月が冴え渡っていました。



                <水量が豊かで大好きな「桃洞滝」を背景に記念撮影。>
                CIMG3519_convert_20101023080144.jpg



 
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